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『ARCHITREND 21 Ver.9』を導入してからまだ間もないが、その導入効果は顕著だった。たとえば、『JW_CAD』のデータ読み込みがスムーズに行えるため、『JW_CAD』で作成した平面図を3Dパースの下書きとして読み込ませたり、逆に、『ARCHITREND 21 Ver.9』で作成したデータを『JW_CAD』で読み込むことによって、既存の『JW_CAD』の外部変形プログラムを使って詳細設計や確認申請図書作成などが行えるようになった。 |
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「そのうえ、『ARCHITREND 21 Ver.9』には便利な新機能が豊富に備わっており、そのなかでも特に屋根形状コマンドが強化されたことが大きな導入メリットとなった。屋根形状を事前に把握できる3次元屋根シミュレーション機能を搭載し、屋根をユニット化したことにより、特殊形状の屋根でも、一発で配置・変更が可能になったからだ。 |
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「都内の住宅地では、隣地や道路の日照を確保するための各種斜線制限があるので、屋根を部分的に低くする母屋下がり(もやさがり)の家が多くなります。 その母屋下がりのパーツを使えるCADソフトはあまりないので、非常に手間がかかる作業なのですが、『ARCHITREND 21 Ver.9』では、 それが簡単に行えるので作業がとても楽になりました」と戸田氏は語る。
また、『CG』を導入したことにより、立体的で見栄えのいいプレゼンテーションが行えるようになり、ハウスメーカーのプレゼンテーションに引けを取らない大きな強みとなった。
「お客様からも大変好評です。 2次元図面ではテーブルや照明器具などをどこに配置すればよいか、なかなか決まらずに、実際に完成してみたら、別の場所の方がよかったといったことに、後から気が付くことがよくあるのですが、今はその心配もありません。お客様と打ち合わせをしながら、外壁や内装を決めていく作業もスピーディに行えるようになりましたし、完成イメージを事前に確認できるので、結果的にお客様の満足度は高いですね。ただ、どんなに素晴らしいデザインでも、完成した住宅を見ると、ここはこうすることもできたな・・・・・・と思うお客様がほとんどです。これまで満足度が50%だったものが70%になるだけでも、大きな導入メリットとなります。また、建築設計にとっても、いろいろな配置を事前にシミュレーションできるので非常に役立っています」と戸田氏は導入効果に満足している。
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さらに国内最大規模の建材データサイト「Virtual House.NET」には、ARCHITRENDシリーズの標準建材DB「Archi Master」用のデータとして、62社、3万点(2005年7月現在)のメーカー建材と2万点のオリジナル建材が収録されている。この豊富な建材を『ARCHITREND 21 Ver.9』に取り込むことによって、施主のさまざまな要望に応えることができるようになる。実際、同社では、このサイトを有効活用して顧客サービスの向上を実現している。 |
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「建材データサイトには、有名なメーカーの建材がそろっており、そのデータを無料でダウンロードできるので、システムキッチンや建具などをダウンロードさせてもらっています。たとえば、お客様が建材のカタログを見て、外壁をグレー系とベージュ系のどちらにするか悩んでいるときに、建材データサイトでその2種類のタイルをダウンロードして『ARCHITREND 21 Ver.9』で印刷したものをご覧いただくと、すぐに決まるんです。そのため、お客様も大変喜ばれています」と戸田氏は語る。 |
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また同社では、有料のアーキトレンド専用CG素材ポータルサイト「DATA STATION」も有効活用している。同サイトでは、照明器具などメーカー建材をはじめ、リアルな自動車や樹木、人物など、ハイグレードな3次元データやテクスチャが収録されており、3Dパースを使ったプレゼンテーションに役立てることができる。
「リアルな自動車や人物などをダウンロードして、画面上に自由に配置できるので、プレゼンテーションの見栄えがとてもよくなります。利用料は年間6万円ですが、すぐに元を取ることができますね」と戸田氏はその効果を実感している。
同社では、こうした便利なポータルサイトを有効活用しながら、今後、『ARCHITREND 21 Ver.9』での詳細設計、確認申請図書作成も視野に入れている。さらにCADを上手に使いこなすことで作業効率と顧客満足度の向上を図り、建築設計事務所としての競争力をさらに高めていく考えだ。