
トンネルの品質検査や処分場の施行計画、測量作業の効率化など建設工事に3次元CADソフトの活用
3次元CADソフトは設計に利用するだけでなく、カスタマイズを施せば、建設工事の施工管理にも利用できる。株式会社奥村組では『Autodesk Civil 3D』をカスタマイズし、山岳トンネルの品質検査の結果を整理するために利用している。作業手順に合わせたインターフェイスを追加し、誰でも操作できるようにしたほか、ゴミなどの処分場の地盤・地質の解析や周辺住民への説明、合理的な施工計画の立案に活用できる機能も開発した。また、今後は3次元レーザースキャナで測量したデータを3次元CADソフトに取り込むことにより、測量作業の効率化に取り組んでいく予定だ。(2006年12月取材)

導入のねらい
CADソフトの導入・運用コスト削減と3次元データの有効活用
導入システム
導入効果
ライセンス費用の大幅な削減と施工管理での活用活用
業種 : 総合建設業
事業内容 : 建設事業(施工管理、設計、技術開発など)
従業員数 : 2674名(平成18年4月1日現在)
クライアントOS : WindowsXP
「さまざまな機能を追加するカスタマイズをわが社だけで行うのは大変です。大塚商会さんにはユーザー会を作っていただき、汎用性の高いカスタマイズは、他の建築業者と共同で行えるような体制を整えてもらえればと思います」 |
「AutodeskCivil3Dをトンネル維持管理システムで利用するための、カスタマイズに約3ヵ月かかりました。その間、大塚商会さんとは何度か仕様についてやり取りをしたのですが、細かいオーダーにも対応していただけたので、結果的に現場担当者にとって使いやすいソフトになったと思います。引き続き、現場担当者へのヒアリングを行い、より使いやすいシステムへ改良していきたいと思います」 |
「現在は3次元レーザースキャナの測定結果を取り込むのに、専用ソフトを用意する必要があります。できれば、それもAutodesk Civil 3Dのオプション機能でまかなえるようにしてほしいですね。そうなればもっと便利でしょう」 |