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〜業界初!CFDによる逆解析セミナー〜
2008年4月3日に開催した「業界初!CFDによる逆解析セミナー」(主催:大塚商会)。基調講演として大阪大学大学院基礎工学研究科の桃瀬一成准教授、気流解析ソフトFlowDesigner、新モジュールのFlowAdviserの紹介について、株式会社アドバンスドナレッジ研究所の池島薫さまよりご説明いただきました。CFD(数値流体解析)の世界では、業界初の逆解析の技術を盛り込んだソフトが2008年10月に発売予定となっております。大阪大学と株式会社アドバンスドナレッジ研究所がこの技術で日本での特許を取得したということで、発売前ではありますが、いち早く紹介セミナーを行う運びとなりました。
逆解析という言葉は、聴きなれない言葉だと思います。少し難しい話になりますが、数学の問題には順問題と逆問題というのがあります。どういうものかはさておき、解析の種類にも、順解析と逆解析とがあります。順解析とは、条件を入力して解析し、解を得る事がそれに当たります。通常の解析は順解析に当たります。解析によって得られた結果から、設計目標に到達するためには、順解析を繰り返し実施することが必要となってきます。設計案が設計目標を満たしていない場合、これまでは専門的な知識をもった技術者がパラメータを修正し,再度モデル化から結果の分析までを行い、要求を満たすまで検討を繰り返す必要があります。この作業は熟練者といえどもそれほど簡単ではなく、ときには試行錯誤を繰り返すことになります。
逆解析を用いると、設計目標に近づける方法を見つけやすくなります。しかも、今回セミナーで発表された理論は、これまでの方法とは違います。通常は、設計上の制約条件の数が多ければ計算量も増加します。新しい理論である因果律を反転させたノンパラメトリック感度解析という方法によると、制約条件がたとえ複数あっても、感度解析を1回行うだけで、解析から設計目標を満足する対策案を講じることが容易となります。この方法を用いれば、熟練者でなくても、変更すべき設計パラメータを早く見つけることが可能となります。

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最初のプログラムは大阪大学大学院基礎工学研究科の桃瀬一成准教授による逆解析の基礎理論の部分の講演を行いました。タイトルからは難しい話なのか、と想像しましたが、設計目標を満足するための思考方法を変えるアプローチについて、分かりやすく説明がありました。講演後、闊達な質問が飛び交いました。これまでのパラメータ変更による最適化と違う、新たな取り組みであること、バックボーンには高度な理論があることなどから、関心をお持ちのお客様が多く、盛況でした。セミナー終了後のアンケート結果からも参考になった、との意見が9割近くありました。関西地区でも桃瀬准教授による同様の講演を予定しております。詳しくは、kensetsu21イベント情報で、近日ご案内させていただきます。 |
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第2部、第3部はアドバンスドナレッジ研究所の池島薫氏によるFlowDesignerについての製品説明と、FlowDesignerの次期バージョンに搭載される逆解析オプションのFlowAdviserの説明がありました。桃瀬准教授の講演内容を受け、実際の気流解析の中でどのように使用されるのか、また、ソフトの操作や、計算時間についてのデモも行われました。次期バージョンのFlowAdviserオプションでは、ノンパラメトリック逆解析の理論を意識せずに、設計者がシミュレーションを実施できることが最大の強みです。アンケートの結果も好調で参考になった、という意見が、基調講演同様9割を超える結果となりました。発売は今年10月を予定しておりますが、資料に関する問合せも多かったです。 当日はケンプラッツのイエイリ建設ITラボで有名な日経BP社の家入様の取材もありました(既にイエイリ建設ITラボに掲載されております!)。 メディアからの注目もあり、発売が待たれます。 |
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